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 自殺の兆候

   年間3万人に及ぶという自殺者。

   1998年に31775人と初めて3万人を越えて以来、
   日本の自殺者は高い水準を続けています。

   しかも、自殺未遂者を合わせると、その10倍いるといいます。

   自殺は本人だけでなく、残された家族や周囲の人に深い悲しみと、
   大きな影響を与えます。

   自殺する人は、助けを求め、何かしらサインを発するものだといわれます。
   そのサイン(兆候)を見逃さないようにすることが重要です。


 主な兆候  
   
   不眠や食欲不振。
   身だしなみに気を配らなくなる。
   自殺をほのめかす。
   アルコールや薬物の乱用が目立つ。
   過度に危険な行為に及ぶ
 



 ■自殺対策
 
  当人が口にする何気ない一言に気をつけましょう。

  「死にたい」と言ってその直後に否定してみたり、
  「仕事を辞めたい」と言いつつ「でも辞めないけどね」などと言ったりするような、深刻さを感じさせない一言だ。
 
  「自殺したいと打ち明けられたら、話をそらしたり、打ち切ったりしないで、聞き役に徹しましょう。

  励ましてもいけません。相手が言葉に詰まって黙ってしまっても、先を急がせずに、一緒に黙っていればいいでしょう。

  まず、耳を傾けることです。

  また、自殺した人の多くは、何らかの精神疾患を抱えていたにもかかわらず、
  適切な治療を受けていなかった場合が多いそうです。

  中でも多いのは、うつ病

  睡眠障害や食欲不振、体重減少が起きても、
  
  まず、体の病気を疑い、うつ病であっても内科などの診断で異常がないと言われると、
  家族や周りの人は安心してしまいます。
  また、精神科受診の必要性は考えていても、抵抗があって受診しないこともあります。

  自殺する人は、死にたい気持ちと生きていたい気持ちの間を大きく揺れ動いています。
  自殺を口にしなくても、助けを求めています。専門医は「自殺は、予測不能の事態では決してない」といいます。













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